【オレンジ郡20日】ガーデングローブで9月28日に、ジョギングをしていた男が、道で寝ていたホームレスの男性と口論になった後に発砲し、このホームレスの男性が死亡した事件で、オレンジ郡検察当局は20日、発砲したクレイグ・スマー・エリオット被告(68)を過失致死罪で起訴した。
この事件では、エリオット被告が歩道でプッシュカートを押しながら犬2匹を連れてジョギングをしていたところ、道で寝ていたホームレスのアントニオ・ガルシア・アヴァロスさん(40)と遭遇。当局によると、エリオット被告はプッシュカートでアヴァロスさんを起こし、アヴァロスさんが「離れろ」などと叫んでエリオット被告に靴を投げつけた。これに対してエリオット被告はプッシュカートから銃を取り出し、アヴァロスさんに3回発砲した。エリオット被告はこの様子を録画し、自己防衛による発砲を主張していた。
ガーデングローブ市警は今月17日にエリオット被告を逮捕し、検察は同被告を銃器を個人的に使用した重罪よりもさらに罪が重い自発的過失致死罪で起訴した。その後、エリオット被告は10万ドルの保釈金を支払い釈放された。
エリオット被告の次の出廷は12月15日。全容疑で有罪になった場合、最高で21年の禁固刑が科される。