ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックは2月22日(日本時間23日未明)、イタリアのベローナにある世界遺産の円形闘技場で閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を閉じた。大会は史上初めて二都市開催となり、世界中の冬季スポーツの精鋭が集った。
日本代表は今大会で過去最多となる24個のメダルを獲得し、うち金メダル5個、銀7個、銅12個という成績を収めた。これはこれまでの日本の冬季オリンピック最多記録である18個を大幅に上回る成果であり、総合順位でも全参加国中5位に入る健闘を見せた。
日本勢の活躍の中心となったのはフィギュアスケート、スノーボード、スピードスケートなど複数の競技であった。フィギュアスケート女子では坂本花織が銀メダルを獲得し、現役最後のオリンピックを集大成の演技で終えた。また、三浦璃来と木原龍一のペアが逆転で金メダルを獲得するなど、日本フィギュア陣の躍進が目覚ましかった。
スピードスケート女子の高木美帆は複数の銅メダルを手にし、国際舞台での安定した強さを示したほか、男子スキージャンプの二階堂蓮は個人と団体でメダルを獲得し、初出場のオリンピックで存在感を発揮した。
閉会式では、日本選手団の旗手を務めた坂本花織と森重航が笑顔で入場し、集まった約50名の代表者と共に17日間の戦いをねぎらった。大会最終日まで多数の競技で日本勢が健闘し、冬季スポーツの強化と将来への期待が高まる大会となった。
総合優勝はノルウェーが41個のメダルで首位に立ち、アメリカ合衆国、イタリア、ドイツらが続いた。ノルウェーのクロスカントリー界のスターが複数の金メダルを獲得するなど、伝統国の強さも際立った。