サンタモニカが「One Car Challenge」事業、運転しない住民に報酬(10/3)

【サンタモニカ3日】サンタモニカ市は11月から、ロサンゼルス郡MTAと提携し、複数の車を所有する世帯の住民に、5週間で1台の車のみを使用した場合、報酬を与える新たな試みをスタートさせる。


 これは、メトロの「One Car Challenge」というパイロット・プログラムで、サンタモニカ在住の選ばれた200人を対象に、毎週最高119.80ドル、一世帯あたり合計最高599ドルが支払われる。目的は、いつもマイカーを使用する交通習慣を変えてもらうことで、車の相乗り、公共交通機関の利用、徒歩、自転車などの利用を促し、長期的には交通量の削減を目指す。


 対象となる200人のサンタモニカ市民は、1世帯あたり2台以上の車を所有し、21歳以上であることを条件に選ばれる。このパイロット・プログラムではまた、参加者に50ドル分のTAPカードとメトロ・バイク・シェア5~10回分の無料乗車券が提供される。


 「One Car Challenge」は、デューク大学の「Center for Advanced Hindsight」との提携で連邦運輸局から助成金を受けた、130万ドルの大規模な「LA Metro Travel Rewards Research Pilot Project」の一環。メトロによると、このプロジェクトが成功すれば、ロサンゼルスの他の地域でも展開したいとしている。


 プログラムへの参加申し込みは6日までに、ウェブサイトlametro.trucash.comで受け付けている。

 

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