【ロサンゼルス3日】カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、28日に死去したダイアン・ファインスタイン上院議員の後任に、ラフォンザ・バトラー氏を指名すると、2日早朝にX(旧Twitter)で発表した。
バトラー氏は、中絶の権利を支持する民主党の女性を選出することを目的とした組織「EMILYs List」の代表を務めている。以前は、カマラ・ハリス副大統領の2020年大統領選挙キャンペーンでシニア・キャンペーン・アドバイザーを務めており、労働指導者としての長い経歴がある。
バトラー氏は、2021年に「EMILYs List」に加わり、初の有色人種の女性として同組織の代表に就任。以前は「Airbnb」の公共政策担当ディレクターも務めていた。米上院議員としては初の黒人レズビアンとなる。
「EMILYs List」の経歴欄には、「バトラー氏はパートナーのネネキ・リーと娘のナイラとメリーランド州に在住」と書かれていたが、ニューサム知事の広報担当によると、バトラー氏はカリフォルニア州に家を所有しており、就任宣誓の前にカリフォルニア州での選挙人登録を済ませる予定だという。
バトラー氏は3日に、ワシントンの連邦議会議事堂でハリス副大統領から宣誓を受ける。