【ロサンゼルス14日】ロサンゼルス港とロングビーチ港は12/13(月)、海上ターミナルにコンテナが残っている企業に対する「コンテナ超過滞留料金」の設定を再度延期し、必要に応じて12/20から実施することを発表した。
現在、港の貨物は現在、37%減から47%減となっている。
このコンテナ超過滞留料金は、サンペドロポート・コンプレックスでの貨物処理を迅速化し、商品を届けようとする船の滞留を解消することを目的としたいくつかの取り組みの一つで、ロサンゼルス港当局によると、この方針が発表された時点で、輸入コンテナの約40%が少なくとも9日間ターミナルで滞留していたという。
トラックで輸送されることが決まっているコンテナは、港に9日以上滞在すると罰金が科せられ、鉄道コンテナの場合は、港に3日以上滞在した場合に罰金が科せられることになる。罰金が科せられた場合は、コンテナ1本につき100ドルの罰金となり、その罰金は日に100ドルずつ増えていく。
この政策で集められた罰金は、効率性の向上、貨物のスピードアップ、混雑の影響への対処を目的としたプログラムに再投資されることになる。