【ワシントン25日】最新の研究結果によると、ファイザー社のCOVID-19ワクチンの子供用は安全で、感染症を防ぐのに約91%の効果があることがわかった。規制当局の承認が得られれば、11月初旬に予防接種が開始されるとした。
FDAのアドバイザーは来週、ファイザー社の子供用ワクチンについて公開討論を行う予定で、FDAが最終的にこのワクチンを許可した場合、米国疾病対策センターが最終的に接種対象者を決定することになる。
すでに25,000人以上の小児科医やプライマリー・ケア・プロバイダーが、小さな子供たちに予防接種をするために準備している。
ファイザー社が行った低用量の予防接種に関する研究では、安全性が証明されており、腕の痛み、発熱、痛みなどの一時的な副作用は、10代の若者が経験するものと同様かそれ以下であることが分かっている。
子供は高齢者に比べて重篤な病気や死亡のリスクが低いとはいえ、CDCによるとCOVID-19によって630人以上の18歳以下が亡くなっている。米国小児科学会によれば、620万人近くの子供がコロナウイルスに感染しており、デルタ株が急増したこの6週間で110万人以上が感染したという。