【ロサンゼルス23日】カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は23日、新型コロナウイルスの既感染者は、モデルナかファイザーの場合、1回のみのワクチン接種で、未感染者がワクチン2回接種を完了したのと等しい保護レベルに達するとの研究結果を発表した。
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研究者は、ワクチンを2回接種した人と、新型コロナに感染しマイルドまたは深刻な症状が出た人でワクチン接種を受けていない人の抗体レベルを比較した。
研究に参加した新型コロナ未感染者28人のケースでは、1回のみのワクチン接種で、新型コロナ感染でマイルドな症状が出た既感染者と同等の抗体レベルに達した。新型コロナ感染で深刻な症状を患った既感染者の抗体レベルに近付けるには、2回のワクチン接種が必要とみている。
一方で、新型コロナ既感染者でワクチン接種を完了した36人の調査結果では、1回のワクチン接種後に、新型コロナ感染で深刻な症状を患った既感染者の抗体レベルと同等の抗体レベルに達し、2回目のワクチン接種をした後も、その抗体レベルが増すことはなかった。
UCLAのオト・ヤング医師は、「データによると、既にコロナに感染した人は、1回目のワクチン接種に大きく反応し、2回目の接種からはほとんど、または全くベネフィットがないといえる」と説明。ワクチンを最大限に有効使用し、不必要な副反応の発生を防ぐためにも、公衆衛生のポリシー変更を考慮するに値する研究結果だと述べた。
研究結果ではまた、新型コロナの既感染者を含むすべての人に、後にブースターショット(追加接種)が必要になる可能性が高いと結論づけた。研究者はまた、コロナワクチンへのT細胞反応について、さらなる研究が必要と付け加えた。
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