【ロサンゼルス16日】2024年12月にスタートした公衆衛生局の「ロサンゼルス郡医療負債救済プログラム」により近日中に、郡内の13万4,000人以上に医療負債救済の通知が送られる。
ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、対象となる住民には順次、郡と全米の非営利団体「Undue Medical Debt」から、医療負債が軽減された旨の手紙が届き、住民に即時の経済的救済を提供する。
同郡によると、今回の通知は、総額1億8000万ドルを超える医療債務救済の第一波の一部となる。慈善団体、病院、医療保険制度からの寄付を通じて、このプログラムは最大20億ドルの医療負債を解消することを目指している。
このプログラムの対象者は、ロサンゼルス郡に居住し、連邦貧困レベルの4倍以下か、年収の5%以上の医療負債を抱えていることが条件となる。データによると、医療負債は郡全体で約88万2000人の成人に影響を与えている。