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川崎のCOSTCOに一年半ぶりに行って来た。休日は大混雑して駐車場に入るだけで小一時間待たされるため平日に行くことに。この季節の目玉は何と言ってもクリスマスグッズ。何が素晴らしいかと言えば、都心のお店では絶対に売っていない超巨大イルミネーションや映画「ホーム・アローン」の庭先に飾ってあるような、実物大の電飾トナカイやサンタクロースが販売されていることだ。これは嬉しい。日本のクリスマスグッズと言えば、女性が主な購買層となり、狭い住宅事情もあるので、どうしても机の上に乗るサイズのものが主力商品となってしまう。スケールが物足りない。COSTCOは偉い。玄関からは絶対に入れられない2.5m越えの巨大クマのぬいぐるみまで販売している。それもプライスは3万円。欲しいに決まっているじゃないか。
食品売場に目を向ければ名物巨大バースデイケーキが陳列、これが時代に反して死ぬ程甘い。以前も購入したことがあるが、甘党の私でも最後まで食べられた事はない。あまりの甘さにいつも半分以上残してギブアップしてしまう。分かっているのにまた買ってしまった。買い物の後は「ドリンク飲み放題付き180円ホットドッグ」の販売コーナーに自然と足が運んでしまう。都心のカフェではあり得ない、マスタード、ケチャップ、ピクルス、オニオン使い放題も嬉しい。平日にも拘わらず外国人観光客で賑わっている。地元の子供たちも縁日気分で楽しんでいる。
私の子供時代は近所の駄菓子屋に通ったものだが、映画「オールウェイズ3丁目の夕日・将来版」の物語はこんな場所から始まるのかと考えてしまう。それにしてもスケールがデカイ。普段行く西友やヨーカドーはコンパクトで日常生活には便利だが、店内での驚きはない。日本企業はマーケティングがしっかり出来ているので、無駄な物やリスクがある物は置かない。手堅いのだ。そうなるとお客からすれば驚きはない。
ところで、今回購入したものは「雪降る街を列車が走るクリスマスツリー」と「巨大バースデイケーキ」「ローストチキンの丸焼き」と一足早くクリスマスグッズのオンパレードとなった。実はもう一つの目的はサーフボードの購入だった。季節外れだったため販売していなかったが、湘南のサーファーの間でCOSTCOのボードは密かに話題になっている。軽くて波に乗り易いため、湘南伝説のサーファー石井さんもお勧めの商品。最近周りにサーファーの友人が増えたせいか、私も何故か調子に乗って「波乗りデビュー」しようかと。そんな訳で〝サーファー テリー〟は春になってしまうが、楽しみは2025年に。先ずは身体を鍛えないと。
■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。
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