【ピスモビーチ23日】昨年末、ピスモビーチへ旅行に出かけた家族が88,000ドルの罰金を言い渡された。
「子供たちは貝殻を集めているつもりだったのですが、実際には72個ものアサリを集めてしまったのです」とフレズノ在住のシャーロット・ラスさんは言う。
ラスさんの子供たちはハマグリ漁には規制があることを知らずに、ハマグリを集めてしまった。
ラスさんは当局によりその場で違反切符を切られ、後で88,000ドル強を支払わなければならないという通知を受け取った。
魚類野生生物局のマシュー・ギル中尉は、この規則は貝の種を保護するために設けられていると言う。
「私たちがこのような規制を設けているのは、貝が産卵できるように4.5インチまで成長させなければならないからで、そうすれば毎年子孫を残すことができ、貝の稚貝ができるのです」とギル中尉は言う。
ギル中尉は、海岸に行く前に自分自身と子供たちを教育することが重要だと付け加えた。
「ビーチでは何も触ってはいけないと知っていますが、貝が何なのか、貝殻が何なのか、説明しなければなりません」とラスは言う。
ラスさんはサンルイスオビスポ郡の判事にアサリの混乱を説明したところ、罰金は500ドルに減額された。
昨年、サンルイスオビスポではこの問題で58件の違反切符が切られている。