【ロサンゼルス10日】ドジャース大谷翔平選手の元通訳である水原一平氏が、連邦捜査当局と有罪答弁の交渉をしているとニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
この捜査は、水原が違法なブックメーカーでスポーツ賭博の借金を肩代わりするために大谷選手の金を「大量に盗んだ」と大谷側の弁護士が主張したことから約3週間前に始まったもので、カリフォルニア州中部地区連邦検事局、内国歳入庁の刑事部、国土安全保障省が共同で取り組んでいる、とタイムズ紙は伝えている。
この問題では違法賭博に関わっていたとされる水原氏が大谷選手の口座から本人に気づかれずに多額の送金ができたのかどうかが焦点の1つになっている。
10日夜、多くの米系メディアが速報でこのニュースを取り上げるなど、米国内でも話題となっている。