サッカー試合後に乱闘、16歳選手が鼻を骨折 アーバイン警察が捜査(10/24)

【アーバイン23日】アーバイン市のGreat Parkで21日夜に行われていた男子セミプロサッカーの試合後に、選手や親らによるけんかが勃発し、1人の選手が鼻を骨折するけがを負った。逮捕者は出ていない。

 試合を行ったのは、アーバイン拠点のサッカーチーム「Zeta FC」と「Club Garrafones」。「Zeta FC」のブライアン・ウォレス・コーチによると、「Zeta FC」はほぼティーンエイジャーで構成され、「Club Garrafones」は23歳以下で構成されるチーム。「Zeta FC」が勝った試合の直後、選手と話し合っている最中に後ろから別のチームの選手が出てきて、この選手の顔を殴ったといい、すでに熱狂的だった状況は、大人を含む傍観者がフィールドに飛び込んできたことでさらに悪化した。

 16歳の選手の一人が乱闘の中で立っていたところ、大人が突進してきて彼の顔を殴り、この選手は鼻を骨折するけがを負った。この選手は手術を受ける予定だという。

 さらに、乱闘で殴られた親の一人が意識を失い、けんがが収まらなかったことから、ウォレス・コーチは警察に通報した。警察のサイレンが聞こえると関係者らは車に乗り込み去ったという

 両チームを統括する「United Premier League」は、「Club Garrafones」とそのコーチングスタッフを生涯追放処分にしたという。

 これに対して「Club Garrafones」のコーチの一人であるロジェリオ・ナバーロ氏は、出場禁止処分は不当であり、ウォレス氏が共有した乱闘の様子を撮影したビデオも全容を伝えていないと反論。ナバーロ氏は、コーチが録画を始める前に起きていた乱闘も含め、自分のチームの選手たちが唾を吐きかけられたり、人種差別的な中傷を受けたりしたと主張した。

 アーバイン警察が現在、この乱闘事件に関して捜査を行っている。

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