Vol.1 カリフォルニアでマリファナが合法化されて(3/1/2019)

2018年1月1日、カリフォルニア州でマリファナが嗜好用として合法化されました。このニュースを聞いて、「自由にマリファナを手に入れられるなんて、大丈夫なのかな」「マリファナ関連の犯罪が増えるのでは?」「マリファナを使用する人が増えて怖い」といったネガティブなイメージを抱いた人も少なくないでしょう。

しかしその反面、「痛みや病気、ストレスや不眠症などで苦しむ多くの人の助けになるのならいいと思う」というポジティブな意見も多くみられました。

カリフォルニア州では合法化にあたり、マリファナが安全に正しく使用されるための様々な規制もされています。

それらは、21歳以上の成人が一日に最大1オンスまでのマリファナを購入できる、濃縮されたマリファナが最大8グラムまで含有されている食用品(キャンディ、ブラウニー、朝食バー等)も購入することができる、どんな種類・用途のマリファナ製品でも、州の認可を受けた薬局で買う必要がある、購入時には運転免許証などの有効なIDが必要、車の運転中の使用は禁止、また所持についても規制がある、医療用であってもマリファナを飛行機の機内に持ち込むことは禁止されている、午後10時から午前6時の間にマリファナを販売することは禁止されている、などが挙げられます。

2019年に発行された新しい法律「AB 3067」は21歳未満者のインターネットやアプリユーザーにマリファナやタバコの広告にたどり着くことを難しくさせる法律です。

またThe Economic Journalによるとカリフォルニア州で薬用にマリファナを購入できるようになって以来、暴力犯罪率が15%減ったことがわかっているなど、マリファナが合法化されると同時に、さらなる人々の安全が守られるための様々なルール付けがされているのです。

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■アドバイザー
Blue Dreamz
茨城県出身、2010年にファッションバイヤーになるのを夢見て、1年間の語学留学でロサンゼルスに渡米。その後メルローズ沿いの洋服屋に販売員/マネージャーとして勤務、独自のセンスを生かし、自身のセレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中でカリフォルニアの医療用大麻というものを知り、日本との大麻に対する価値観の違いに衝撃を受け、自らリサーチを始める。
「日本人にとって大麻はドラッグのイメージがあります。小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国の事情をお届けし、少しでも偏見がなくなればと思います」

インスタグラム @bluedreamz

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