デスバレーの車中、男性が熱中症で死亡 気温52℃の灼熱(7/7)

【ロサンゼルス7日】デスバレー国立公園でこのほど、熱中症とみられる男性が車の中で死亡しているのが発見された。

 ニュースリリースによると、3日午前10時頃、North Highwayから30ヤードほど離れた道路に車が停まっているのを国立公園管理局が発見。パークレンジャーとインヨー郡保安官事務所およびインヨー郡検視局の職員が駆け付けたが、車内にいた男性はその場で死亡が確認された。

 当局によると、車のタイヤ痕は路肩と岩に沿ってついており、舗装道路から逸れていった。タイヤは2本パンクしていたが、事故には至っていなかった。調査の結果、熱中症が運転手の道路逸脱につながったようだと結論づけられた。

 デスバレー国立公園の前日の最高気温は126度(摂氏52.2度)で、夜間の最低気温でも98度(摂氏36.6度)の暑さだった。車のエアコンは作動しておらず、運転席の窓は下りていた。灼熱のデスバレーで死者が出たのは今回が初めてではなく、昨年には、ハンティントン・ビーチの男性が猛暑の中、ガス欠で歩いて助けを求めようとしたが、死亡している。

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