母の日を前に、コロナ禍の花不足で値段高騰 (5/7)

 

【ロサンゼルス7日】今週末は母の日。毎年花の売り上げが伸びるこの日だが、コロナ禍の影響を受けて今年は、特に南米産のバラなどの花の値段が高騰している。

 ロサンゼルス・ダウンタウンの花市場を総監するマーク・チャトフさんによると、花の主要生産先である、コロンビアやエクアドルなどの南米諸国では、新型コロナの影響を受けて労働者不足が深刻化し、多くの農家が昨年閉鎖を強いられた。コロンビアは世界有数のバラの生産国だというが、さらに今年は深刻な気候問題にも直面し、花の生産量が減少したという。

 バラのブーケなどは、昨年比で最大25%ほど値段が高くなっている店もある。

 一方で、ロサンゼルスから半径200マイル以内ほどの地域では、ローカルで生産されている花の販売が盛んで、消費者はこれらの入手が可能。

 ダウンタウンの花市場によると、コロナ禍の影響を受け、アジア諸国から輸入している花瓶の量も今年は不足している。

 

 

 

 

 

 

 

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