あのマリファナ犯罪映画は盗用だった?━ガイ・リッチー監督、脚本盗用の疑いで訴えられる(4/17)

『スナッチ』(2000)『アラジン』(2019)などで知られるガイ・リッチー監督が、2019年に製作した犯罪映画『ジェントルメン』での盗用の疑いで訴えられたことがわかった。米Varietyが報じている。

イギリス高等法院に訴状を提出したのは、俳優・脚本家のミッキー・デ・ハラ氏。同氏は、映画『ジェントルメン』で描かれている内容が自身のアイデアに基づいているとして、リッチー監督を相手取った訴訟を起こした。

デ・ハラ氏とリッチー監督は、2000年の犯罪アクションコメディ『スナッチ』で出会い、2008年には同じく犯罪映画の『ロックンローラ』で再び仕事を共にした。訴状によると2018年、デ・ハラ氏は自身の獄中体験に着想を得て執筆した脚本をリッチー監督に持ち寄ったという。しかし、マリファナビジネスを営む男の物語を描いた脚本を見て、リッチー監督はデ・ハラ氏にこう告げたという。「ギャングスタ映画の時代はもう終わったんだ」。

それから約2年、リッチー監督による映画『ジェントルメン』が公開。マシュー・マコノヒー主演、コリン・ファレルやチャーリー・ハナム、ヒュー・グラントら豪華俳優陣が揃った同作では、麻薬業界を牛耳っていた大物のビジネス引退をきっかけに起こるクライムアクションが描かれた。デ・ハラ氏の訴えによれば、劇中には自身が執筆した脚本と同一のキャラクターや展開が登場したという。

映画公開後、デ・ハラ氏はリッチー監督に連絡を取り盗用を指摘したというが、監督からは「僕たちは君に何年間も連絡を試みていたけど、返答が全く無かったじゃないか。今こうして連絡をして話を出来るのが嬉しいよ」との返信が届いたそう。デ・ハラ氏はリッチー監督から連絡を受け取ったことはないと否定している。

同訴訟でデ・ハラ氏は、25万ドル以上の損害賠償に加え、自身の名前が含まれることのなかった『ジェントルメン』でのクレジットを求めているとのこと。一方、4月14日時点でリッチー監督側は抗弁を提出しておらず、今後の動向が気になるところだ。

(Source:Variety
画像クレジット:Photo by Tony Webster https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Police_Line_Crime_Scene_2498847226.jpg

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