何かを志している者にとっては避けられない下積み時代。この度、ハリウッドの第一線で活躍を共にしてきた2人の俳優が駆け出しの頃を振り返り、とあるモノを共有して助け合っていた貧乏下積み時代のエピソードを明かした。米エンタメメディア大手Varietyなども、この知られざる裏話を紹介している。
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「普通ではなかったけど、オーディションの為にはお金が必要だったんです」。米ポッドキャスト番組The Bill Simmons Podcastでこう語ったのは、『ボーン』『オーシャンズ』シリーズや『オデッセイ』(2015)などで知られるマット・デイモン。「今振り返ってみると、おかしなことですよ」と続けるデイモンだが、なんと若かりし頃、オーディション費用の為だけの銀行口座を俳優仲間と共有していたのだという。
気になるその共有相手とは……?『アルマゲドン』(1998)で脚光を浴び、その後は監督業でも成功を収めたベン・アフレックだ。それぞれ俳優としての存在感が大きいデイモンとアフレックだが、2人は下積み時代を共に支えあった盟友として知られている。
そんな2人は10代だった1980年代、銀行口座に各自が稼いだお金を預金し、大都市で行われるオーディションの遠征費用を貯めていたのだという。アフレックは「僕らは助け合って、常に寄り添いあっていました」と語る。「“お前は1人じゃないんだ。僕も1人じゃない。一緒にやってやろうじゃないか”って感じでしたよ」。
地道にオーディションに挑み続けていった2人は徐々に俳優としてのキャリアを積み、その活躍ぶりに比例して銀行口座の額も大きくなっていったようだ。デイモンは1992年の映画『ジェロニモ』での出演を振り返り、こう語る。「あの時は、確か35,000ドルくらい口座にありましたね。“1年間は安泰だ”って思ってましたね」。
1998年、その時20代後半となっていたデイモンとアフレックの努力がついに報われる。学生時代から2人が温めてきた脚本が『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』として映画化され、アカデミー賞脚本賞を受賞したのだ。2人はメインキャストを務め、デイモンはアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた。
その後は個々での活躍が目立ったデイモンとアフレック。近年は再び作品作りを共にしている。2021年にはリドリー・スコット監督作『最後の決闘裁判』で脚本を共同執筆し、共演も果たした。さらに2023年4月5日には、最新タッグ作『Air』の公開を控えている。アフレックが監督・製作・出演、デイモンが主演・製作を務めた本作では、ナイキの人気バスケットシューズ“エア・ジョーダン”の誕生秘話が描かれる。
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Source: Variety
アイキャッチ画像クレジット:Photo by Walt Disney Television │https://www.flickr.com/photos/disneyabc/32297420514
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