アーバインのUniversity High Schoolがサイエンスボウルで地域優勝!4月にDCで全国大会(2/7)

【アーバイン6日】アーバインの高校「University High School」の生徒らによるチームが先の週末、パサデナのJPLで開催された全米科学選手権大会「National Science Bowl」の州予選を勝ち抜き、4月にワシントンDCで開催される全国大会へ出場することが決まった。

 「University High School」のチームは週末、カリフォルニア州内の20校を破り、チャンピオンシップへの切符を手に入れた。数学、物理学、生物学、化学、地球科学、宇宙科学の分野で最も優秀な若者たちが集まる全国大会での健闘が期待される。

 「彼らが問われるのは、ほとんどの高校のカリキュラムをはるかに超えた問題です」と話すのは、同チームのコーチを務めるデービッド・ナイトさん。夏の週末にAPや大学レベルの本を楽しみながら読むことができなければなりません。しかも、ある教科書を1度読むだけでなく、2度、3度、4度と繰り返し読むのです」と、生徒らについて話す。

 チームメンバーのウェンディー・カオさんは、「最も難しい問題のひとつは、星までの距離に関する天文学の問題で、たくさんの計算が必要でした」と振り返る。「方程式は知っていましたが、特に数学が得意ではないので、チームメイトに助けを求め、幸運にも正解することができました」と話した。

 学習レベルの高さで定評がある「University High School」は、2018年から2021年にかけて「National Science Bowl」のファイナルへ進出。しかし2022年は優勝に手が届かなかったことから、今回のモチベーションはこれまで以上だそう。勝敗にかかわらず、チームの生徒らは将来、科学者、宇宙物理学者、有機化学者、化学エンジニアなどになる目標を持っているという。

 

 

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