SFの公園で生後10カ月の乳児がフェンタニル摂取か 一命取り留める(12/1)

【サンフランシスコ1日】サンフランシスコのマリナ区にある親子連れなどに人気の公園「Moscone Park」で30日午後2時半頃、遊んでいた生後10カ月の乳児がフェンタニルと思われるものを摂取する事故が発生。一緒にいたナニーが即座に異変に気付いて救急車を呼び、乳児は一命を取り留めた。

 この乳児のナニーによると、乳児の口の中が青色になり呼吸困難に陥ったという。乳児の親がソーシャルメディアに事故について投稿した内容によると、乳児が公園で遊んでいる際になんらかの理由でフェンタニルを摂取し、駆けつけた救急隊によりナロキソンが投与され病院へ搬送された。

 サンフランシスコ市警によると、救急車は2分後に公園に到着し、応急処置を行った。乳児が摂取したのがフェンタニルかどうかは今のところ不明で、事故に至った経緯などを現在調べている。

 この公園がある第2区を管轄するキャサリン・ステファニ参事によると、サンフランシスコ・レクリエーション&パークス局は営業時間外の公園の閉鎖を決め、警官によるパトロールも増やし安全対策を強化する。

 

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