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突然の痛み「ぎっくり腰」【後編】
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Nakajima Chiropractic Center
3656 E. Foothill Blvd. Pasadena, CA 91107
(626) 405-9209 info@drnakajima.com www.drnakajima.com
一般的なカイロプラクティック療法をはじめ、アプライドキネシオロジーを使った筋肉テスト、マッサージ、物理療法、サプリメント処方、リラクゼーションなど幅広い治療を行っている。
■質問にお答え頂いた方 中島一光先生
Doctor of Chiropractic
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激しい運動をしたわけでもなく、急に重い物を持ったわけでもないのに、まったく予期せず突然ギクっと腰に激痛が走る「ぎっくり腰」。普段と変わらない生活をしている時に起こる場合もあります。その場合に多いケースが「疲労性腰痛」です。
人の体は、少しだけ骨がズレたからといってすぐに痛くなるものではなく、ズレていることにより慢性的に筋肉に負担がかかり、日々の筋肉疲労となります。疲れがどんどん蓄積されていって許容量を超えてしまうと、ぎっくり腰という急性腰痛が引き起こされます。
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ぎっくり腰が起きた時の処置
ぎっくり腰は、激痛を伴います。痛みがあるということは、腰の部分に炎症が起きている可能性が高いため、体を動かさずに安静にすることが第一です。痛みが起きた1日目は、楽な姿勢で、炎症を起こしている部分にアイスを当てて冷やすこと。翌日、少し動けるようであれば、病院やカイロプラクティックなど専門家に診てもらいましょう。
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アイシングの方法
① 15分間アイスで冷やす。
② 15分間経ったら1時間休む。
③ 再び15分間冷やす。
注意ポイント: 20分以上冷やすと体が凍傷を避けようと、逆に「温める」作用が働いてしまう恐れがあるので、時間を守ること。
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■生活習慣の中にひそんでいる原因
では、なぜ、ぎっくり腰は起きるのでしょうか・・・。答えは「生活習慣」の中にある可能性もあります。
例えば、毎日の仕事で座っているデスクで、パソコンが斜めに配置されているため、体を斜めにした無理な体勢でパソコンを打っている。それにより腰や背中に負担がかかり、筋肉や関節に慢性疲労を起こしているなど、日々の生活の中に原因がひそんでいるのです。
当院のカイロプラクティック治療では、まずその原因を特定するために患者さんから日々の習慣についてお話を聞いていきます。例えば、長時間の草刈りがたたってぎっくり腰になったのであれば、次回の草刈りでは休憩しながら作業をする。または、重い物を持ち上げようとして痛めたのであれば、腰のベルトを巻いて腰の負担を軽減するなど、原因がわかれば予防策を打つことができ、ぎっくり腰の再発を食い止めることにも繋がるわけです。
(7/13/2022)
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