東 雅菜 : 唯一無二のオリジナル ありのままの自分で踊るWaack

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東 雅菜
Kana Higashi

ダンサー

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神戸出身。現在ロサンゼルスを拠点に、Waack Dance(ワックダンス)を中心としたダンス活動を行う東 雅菜さん。最近では2人で率いる20名ほどのチームでのパフォーマンスを始動。
Instagram: kana_hgs224
Facebook: Kana Higashi
YouTube: https://youtu.be/yqBuSWzY6Vc

70’sディスコサウンドに乗せて、ハリウッドやLAダウンタウンのストリートをバックに、しなやかかつスピード感あふれるパワフルなワックダンスをみせるダンサー、東 雅菜さん。彼女のインスタグラムには、オールドスクールでグルーヴィなダンス動画がぎっしり詰まっている。

 1970年代にLAの LGBTクラブで発祥した「Waack Dance(ワックダンス)」は、腕を鞭のように振り回したり、しならせたり、ポージングしたりなどの腕さばきを中心とした動きが特徴のダンススタイル。「ワックのルーツは、70年代のアンダーグラウンドのクラブです。当時、社会的少数派とされていたLGBTの人たちが、『ありのままの自分を表現する』ことをメッセージとしてワックを踊っていたことが根底にあるといわれています」

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4月には、テレビの公開オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(NBCネットワーク)にて、審査員を前に公開ダンスオーディションの収録に臨んだ。オンエアが待ち遠しいばかりだ。

 今年に入って2人で率いる20名ほどのチームを作り活動していた東さんたちに、ソーシャルメディアを通してテレビの公開オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(NBCネットワーク)から出演のオファーが来た。「4月に審査員を前に公開ダンスオーディションの収録が行われ、現在はオンエアされるのを待っているところです。テレビでワックダンスが観られる機会はあまりないので、私たちが踊ることで、たくさんの人々の目に触れるのが待ち遠しいですね」

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 8歳でロックダンスを踊り始め、その後ヒップホップに転向しながらキッズダンサーとして早くからダンスチームで活動、テレビ出演などもしていた。「子どもの頃からずっとヒップホップを踊ってきて、中学の頃には自分の中でマンネリ化していたんです。ダンスを辞めようかなと悩んでいたある時、ダンスを習っていた妹がダンス教室で習いたてのワックを踊っているのをみて、『これだ!このダンスを踊りたい』と思いました」

 高校生の時には、日本国内最大級の夏フェスa-nationでオープニングダンサーとして登場するなどパフォーマンスを重ねた。ダンスインストラクター・ダンサーとして活動後、ワックの本場を求めて渡米し、LAで始動。「LAに来て特に感じるのは、人それぞれいろんなカラーやニュアンスがあって、ダンスにも一人ひとりいろんなスタイルがある。みんながみんなオリジナルでいていいんだということ。ダンスを踊っている時が一番自分らしくいられるし、ダンスを踊っている時の自分が一番好きだと思えるんです」

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 LAはワックの発祥地であるにもかかわらず、ワックのコミュニティが小さいと話す。「最近はアジアのほうがワックが盛り上がっていて、どんどんレベルも上がっています。ワックの原点LAで、次のジェネレーションのワッカーたちがまた次の世代へと受け継いでいけるように、繋げていくためのパフォーマンスやプロモーションに力を注いでいきたいと思っています」

(6/14/2022)

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