【ロサンゼルス17日】2022年度第1四半期にロサンゼルス/ロングビーチ複合港に出荷された中国からの禁止食肉製品の没収量は、前年同期比で33%増加した。
米国税関国境警備局によると、2021年10月から12月にかけて、禁止されている豚肉、鶏肉、牛肉、鴨肉製品を2 6万2237ポンド押収した。
COVID-19の流行と同時に、LA/LB海港で押収された禁止動物製品の量は、前年比80%増の786,514ポンドを記録したと当局は発表している。
米国農務省によると、中国はアフリカ豚コレラ(ASF)、豚コレラ、ニューカッスル病、口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ、豚水胞病の影響を受けている。
ASF感染国からの豚肉製品は、米国にウイルスを持ち込む可能性があり、国内の豚肉産業と年間65億ドル相当の米国の豚肉輸出を麻痺させる可能性があると、当局は述べている。
CBPの専門家は、禁止されている動物製品のほとんどが、電子商取引の荷物の箱や家庭用品の中に混じっているのを発見した。
これは、肉を密輸入しようとしたものだと当局は述べている。