【ロサンゼルス10日】ロサンゼルス市議会は、郡がCOVID-19のマスキングとワクチン証明に関する規則を緩和したことを受け、3/9(水)に多くの屋内施設や大規模な屋外イベントへの入場時にワクチン接種の証明を義務付ける同市の義務廃止に向けた新たな一歩を踏み出した。
議会は12対0で、ワクチン接種の証明を企業の任意とする新しい条例を市の弁護士に書かせるとした。
承認には再度の投票が必要で、改正された規則がいつから施行されるかはすぐには明らかになっていない。
2021年11月8日に施行されたこの条例は、12歳以上の人が屋内のレストラン、スポーツジム、娯楽・レクリエーション施設、パーソナルケア施設、一部の市庁舎を利用する前にワクチン接種の証明を提示するよう求めている。また、5,000人以上の屋外イベントに参加する場合は、ワクチン接種証明書またはCOVID-19検査で陰性であることを証明する必要がある。
ロサンゼルス郡は、バー、ナイトクラブ、ラウンジの屋内部分や屋外のメガイベントを利用する際に、予防接種の証明書を提示することを義務付けないことにしている。しかし、1,000人以上の屋内メガイベント(スポーツイベントなど)に参加する人は、COVIDワクチン接種の証明書、または最近の陰性検査の証明書を提示することが依然として要求されている。
また、医療施設や集会施設などで働く人々にも、ワクチン接種の証明や陰性の検査が必要となっている。
条例に違反した企業に対しては、2回目の違反で1000ドル、3回目の違反で2000ドル、4回目以降の違反で5000ドルの罰金となる。