ホームレス問題改善には、2030年までに250万戸の新設が必要 CDHCD最新レポート(3/4)

【ロサンゼルス3日】カリフォルニア州住宅コミュニティー開発局(CDHCD)は2日、州で深刻化するホームレス問題と住宅の高騰化を改善するには、2030年までに新たに住宅250万戸を建設し、そのうちの少なくとも100万戸を低所得層の家族にあてなければならないとする最新レポートを発表した。

CDHCDによると、過去8年間の計画期間に、州内に新設された住宅は58万8,344戸のみで、目標とされた120万戸を大きく下回った。

不動産データ会社「DQNews」によると、南カリフォルニアの1月の住宅価格の中央値は$697,500で、前年比で16%増となった。「DQNews」のメーガン・キルケビーさんは、「高い住宅価格がカリフォルニア・ドリームを脅かしている」と指摘した。

市と郡は、開発計画の際、一定数の低所得層向けユニットを確保することが法律で定められており、その目標を達成できなければ高額な罰金が科される。また、カリフォルニア州は今年、住宅開発に65億ドルを交付する計画を打ち出している。

 

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