【ロサンゼルス3日】ロサンゼルス市は、COVID-19の大流行で水道・電力料金の支払いに苦しんでいるLA市民に、公共料金の債務救済がまだ可能であることを告知するキャンペーンを3/2(水)に開始した。
この「Help Is On The Way」プログラムは、年明けに水道局と電力局の支払いが未払いとなっている家庭・商業顧客に対して2億7500万ドルの自動支払いを開始し、今月末までにこれらの支払いを完了する予定にしている。
連邦政府のアメリカン・レスキュー・プラン法と州からの資金により、このプログラムはロサンゼルスの28万世帯と企業の光熱費の負債を帳消しにすることができたと、当局は3/2(水)に発表した。
また、自動引き落としを受けている人は、まだ追加の救済を受けることができるとしている。
パンデミック開始時に開始されたこのモラトリアムは、今月末まで有効である。水・電力委員会のシンシア・マクレーン=ヒル委員長は2日、低所得のLA市民に対し、DWPの新しい割引プログラム 「E-Z Save」 に登録するよう促した。
E-Z Save の利用者は、水道・電気料金の自動引き落としのほか、経済的支援プログラム、割引、支払い延長プランなどを利用し、4年間で請求額を完済することが可能である。