【ロサンゼルス7日】ロサンゼルス市長のエリック・ガーセッティ氏とマジック・ジョンソン氏がSoFiスタジアムでマスクをしていない写真が出回ってから1週間足らず、郡監督官のキャサリン・バーガー氏は、2月13日のスーパーボウルの開幕前にロサンゼルス市の屋外メガイベントに対する厳しいマスク義務付けを修正するよう保健当局に対して圧力を強めている。
バーガー氏は、市長を名指しすることなく、「この週末、SoFiスタジアムで行われたナショナルフットボールリーグNFCチャンピオンシップの試合には7万人以上のファンが集まったが、大多数がマスクを着用していなかった。このコンプライアンスの欠如は、非常にがっかりさせられる」と言っているが、その試合から流行拡大が起きていないことから、同じくSoFiで開催される来週のスーパーボウルでは、マスキング遵守率がさらに下がるだろうとした。
規制が守られない、施行されないからと言って、規制を緩和する論理は通用しない。昨日、バーバラ・フェラー公衆衛生局長は、「屋内や混雑した屋外でのマスク着用をやめるべき時ではない」と述べた。
また、監督委員会のホリー・ミッチェル委員長も今週、マスキング・ルールを緩和するにはコビッドの感染率が郡内で高すぎるとしている。