AKAI: 自分をアメリカに 突き動かす音楽の力

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AKAI

シンガーソングライター

  

ロサンゼルスを拠点に音楽活動を行うシンガーソングライターのAKAIさん。
Instagam: @akai_singer 
youtube channel: https://www.youtube.com/channel/UC6nby9C1Zf1YUzGQctj08DQ

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東京は六本木育ち。世界各国の人気店が進出し、外国人も大勢集まるインターナショナルな街、六本木。この街で、物心ついてからずっと海外のカルチャーに親しんで育った。「そんな自分が夢を追って行き着くべきところはアメリカだった」と話すシンガーソングライターのAKAIさん。約4年前にアメリカでアーティスト契約を結び、現在ロサンゼルスを拠点に音楽制作をメインに活動を行っている。  

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昨年12月17日には、念願のニューシングル『GEISHA』をミュージックビデオと合わせてリリースした。燃えるような情熱の赤をベースに、和の要素を掛け合わせた映像にAKAIの透き通るボイスや日本の情緒を思わすサウンドがとけ合うエキゾチックで壮大な世界が広がっている。「日本に今だ残る男社会や、女性に対する価値観や先入観・・・そんなものなど取っ払って『自分が自分らしく、生きたいように今の時代を生きる』。そんな希望や強い思いを込めました」  

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子どもの頃から歌うことが好きで、数々のコンテストで賞を獲得。19歳で単身ニューヨークへ渡り、ボイストレーニングを受けながら、バーやレストランで歌いながら数年を過ごした。「NYでは、毎週のようにライブハウスのオープンマイクに挑戦しました。実力派のアマチュアミュージシャンがステージで腕試しをするオープンマイク。耳の肥えたニューヨーカーたちを唸らせるのはなかなかのチャレンジ。

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そこである日、アリシア・キーズの『If I Ain’t Got You』を披露したんです。震えるほどのすごい緊張の中で歌ったら、客席からスタンディングオベーションが沸き上がったんです。その大きな拍手に感動して、すぐに日本の母に電話しました。あの感動をもう一度味わいたい、その気持ちが自分をアメリカに突き動かした力になっています」  

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4年前にアーティスト契約を結び、念願のニューシングルを出したAKAIだが、ここ数年は順風満帆な活動が送れなかった理由がある。彼女のアーティスト活動を大きく阻んだのは、2018年に和歌山県で起きた「紀州のドン・ファン」こと資産家・野崎幸助氏の怪死事件。「この事件に私の母が巻き込まれてしまったんです。事件が社会からの注目を浴びたこともあり私自身の音楽活動ができなくなってしまいました」。昨年末に出版した著書『家政婦は見た!』では、事件の真相に迫り、その渦中で過ごしてきた空白の3年間についても綴っている。  

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昨年12月17日には、念願のニューシングル『GEISHA』をミュージックビデオと合わせてリリースした。燃えるような情熱の赤をベースに、和の要素を掛け合わせた映像にAKAIの透き通るボイスや日本の情緒を思わすサウンドがとけ合うエキゾチックで壮大な世界が広がっている。

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そんな紆余曲折を乗り越えて新たに迎えた2022年は、さらに多くの楽曲とミュージックビデオの制作を完成させたいと現在取り組んでいるところだ。「音楽が一番好きだからこそ、何があってもやってこれた。まだまだ満足していないし、これからも満足できないからこそ、追いかけ続けたい夢なんだと思います」。

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(1/14/2021)

 

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