【ロサンゼルス9日】サウスロサンゼルスで、住民の医薬品へのアクセス不足を解消するため、南カリフォルニア大学(USC)が地域向けの薬局「USC Pharmacy and Wellness Center」を開設した。地域住民が利用できるコミュニティ薬局としては、同大学にとって初めての取り組みである。
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この施設はサウスロサンゼルスのスローソン通りに設置され、処方薬の提供やワクチン接種、健康相談などの医療サービスを提供する予定で、2026年春に一般利用が開始される。さらに、近隣の医療クリニックと連携し、診察から薬の受け取りまでを同じ場所で行える体制を整える。
サウスLAでは近年、大手薬局チェーンの閉店が相次ぎ、住民が薬局にアクセスしにくい「ファーマシー・デザート(薬局空白地帯)」と呼ばれる状況が問題となっている。こうした地域では処方薬を受け取るために長距離の移動が必要になるケースも多い。
USCは今回の薬局開設について、地域の医療アクセスを改善するとともに、将来の薬剤師の実地教育の場としても活用する方針だとしている。大学側は、地域住民が必要な医薬品や医療サービスをより身近に受けられる環境づくりを目指すとしている。
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