<番外編>ラスベガス
横山真吾
Shingo Yokoyama
シルク ドゥ ソレイユ「ミスティア」パフォーマー
2011年よりシルク ドゥ ソレイユのショー「ミスティア」のパフォーマーとして活躍する横山真吾さん。
MYSTERE by Cirque du Soleil: https://www.cirquedusoleil.com/MYSTERE
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ラスベガスの街は、2022新年も煌びやかに彩られ、各地からの大勢で盛り上がりをみせている。カジノ、エンターテイメント・・・この街での人々の楽しみ方はそれぞれだが、家族連れに間違いなく人気なのがシルク ドゥ ソレイユのショー「ミスティア」だ。シルク通によく知られている話ではあるが、ミスティアはシルク ドゥ ソレイユ作品の中でも珍しく年齢制限がなく、子どもから大人まで楽しめるショーであり、同団体がベガスで初めて上演した最ロングラン作品でもある。
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「ミスティアは、数あるベガスのショーの中でもアクロバットのレベルがトップクラス!登場するキャラクターたちが可愛らしくて子どもたちにも大人気です」と話すのは、シルク ドゥ ソレイユに所属し、ミスティアに出演して10年の日本人パフォーマー、横山真吾さんだ。タイトルがミステリーに由来した「ミスティア」は、ステージではボールに妊婦のキャラクターが乗っていたり、カタツムリが登場したりの不思議な世界が繰り広げられるショー。
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横山さんのメインアクトはチャイニーズポール。6メートルほどの棒4本を使い、棒と棒の間をジャンプして飛び移ったり、滑り降りたりと、スピード感と迫力が満載。
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「僕のメインアクトはチャイニーズポールと呼ばれる垂直に6メートルほど縦に伸びる長い棒4本を使うパートです。棒と棒の間をジャンプして飛び移ったり、上から滑り落ちて床ギリギリで止まったり、宙返りや側転をしたりのアクロバティックが満載のパフォーマンスです」。シルクならではの人間離れしたアクロバットやサーカス技に加え、ステージ上で展開するミステリアスな世界観がアーティスティックかつ壮絶なパワーを感じさせる作品といえる。
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群馬県出身。自身は3歳から体操を始め、大学生の時に地元の先輩が出演するシルク作品を観て圧倒され、オーディションを受けて入団した。長年の体操経験があったものの、ステージに立ち始めた当初は大いに試行錯誤したという。「体操選手からアーティストに変われるかが自分にとっての大きな挑戦でした。どうすればサーカス学校出身のパフォーマーたちのようにお客さんを喜ばせたり、拍手を起こすことができるんだろう。彼らの真似をしたり、悩んだり研究を重ねて今があると思います」
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世界的トップレベルの身体能力に優れたパフォーマーたちが集結する「ミスティア」
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年間約470回のショーに出演。1日2公演、週5日のパフォーマンスを行う横山さん。体を酷使する毎日ゆえに、体調維持とケガの防止にはひときわ気を付けているという。そんな横山さんの日々の楽しみは・・・自身の子どもたち3人と遊ぶこと。「上は双子の兄弟、そして11月には第三子が生まれたばかり。みんなやんちゃで可愛いんです」。これこそがステージにパッションを注ぐ超多忙パフォーマーのエネルギー源となっていることは間違いない。
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(1/15/2021)
今日は、赤羽先生と舞台観させて頂きました。チャイニーズポール素敵でした。 初めててした。ミスティアのショーすべて種目が素晴らしかったです。ハラハラしたり踊りに魅了させられたりと。これからもパフォーマーとしてがんばってください。ありがとございました。