よよか: 世界を席巻する グルーヴドラム

 

よよか
YOYOKA

ドラマー

     

 

「ドラムも音楽も大事なのはグルーヴ感だと思います。ただ上手く叩くのではなくて、グルーヴ感を大事に表現していきたい」。在住する北海道から、アメリカのレジェンドミュージシャンたちとのセッションやメディア活動など、コロナ禍も音楽活動をさらに広げるドラマー、よよかさん(相馬よよか 12歳・小学6年生)。2022年初旬には新曲のリリースを予定。
公式ウェブサイト 
https://yoyoka.jp/

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2018年に8歳で、レッド・ツェッペリンの『Good Times Bad Times』をカヴァー演奏した動画がアメリカのローリングストーン誌などで特集され拡散されたことを皮切りに、その翌年にはロサンゼルスで『TheEllen Show(エレンの部屋)』に二度の登場、ドラムプレイを披露し世界的に注目を集める、ドラマーのよよかさん。現在、北海道石狩市在住の12歳、小学校6年生だ。  

 

この1年で身長もぐんと伸びて大人びたが、明るく元気なドラムっ子なのはそのまま。音楽も好きだが、読書も好き。通っている小学校で6年間で本を一番多く読んだ人に選ばれた。その数1140冊!

 

レッド・ツェッペリンのロバート・プラントからもお墨付き。ディープパープルのイアン・ペイスも「よよかのドラムには、亡くなったジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリン・ドラム)にしか成しえないグルーヴ感がある」など多くのスーパーロックスターたちが称賛する。2020年にリリースした『ユートピア』ではギターにB’zや氷室京介のサポートギタリスト・アレンジャーのYT、Mr.Bigのベーシスト、ビリーシーンが参加するなど、様々な形で世界的ミュージシャンたちとのセッションも重ねており、今年は「ドラマーワールド」の「世界TOP500ドラマー」に史上最年少で選ばれた。  

 

昨年はコロナ・パンデミックでアメリカでのプロジェクトが延期となったが、今年11月にようやく1年半ぶりの渡米を果たした、よよかさん。アメリカ滞在中は、メディア撮影やスタジオ演奏などを行いながら、今後のアメリカでの活動を視野に入れ、ロサンゼルスをはじめ各地を回っている。2019年にアメリカのテレビ初出演時には愛らしい姿や迫力のドラムプレイが視聴者の目を引いた。それから身長もぐんと伸びて大人びてはいるが、明るく元気なドラムっ子なのはそのまま。「同じドラムセットでも私が叩くのと、他の人が叩くのとぜんぜん音が違う。ドラムにはその人それぞれの音があって、フィーリングでもぜんぜん違うサウンドになるところが楽しい!」

 

赤ちゃんでも誰でも、棒を持てば自由に叩いて楽しめるのがドラムの魅力だと話す。自身は1歳半でドラムを叩き始めた。父の相馬章文さんによると「娘は赤ちゃんだった頃から、自宅のスタジオで誰かが演奏していると必ず、ハイハイしてドラムに近づいていったんです。次第に自然にドラムで演奏に参加するようになりました」。6歳でファーストCDを発売。2019年「サマーソニック東京」ではトリを飾ったFall Out Boyのステージにサプライズ登場のほか、シンディ・ローパーの日本ツアー最終日にゲストとして2曲をプレイした。  

 

そんな天才キッズドラマーの将来の夢とは?「ドラムだけではなく、いろんな楽器を演奏したり、動画を作ったり絵を描いたりもするアーティストになりたい。私が作詞作曲した曲や、自分一人でドラム、ギター、ベース、鍵盤、ボーカルなどを演奏して多重録音をした動画もYouTubeにアップしているので、観てみてくださいね!」。さらに進化し続けるアーティストよよかの今後から目が離せない。
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(12/3/2021)

 

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