ハンティントンビーチ沖原油流出事故、パイプライン損傷の貨物船を特定(11/19)

【ロサンゼルス19日】ハンティントン・ビーチの沖合で先月、パイプラインから原油が流出した事故で、連邦当局は19日、貨物船「Beijing」が1月頃、いかりを引きずった際に海底の原油パイプラインを損傷させた可能性が高いと特定した。

 調査団は18日に、ロングビーチ港に停泊中の貨物船「Beijing」に乗り込み捜査した。同貨物船は1月25日に、ロサンゼルスとロングビーチの港が悪天候に見舞われた際、いかりを引きずったと思われる。

 貨物船「Beijing」を所有するリベリアの「Capetanissa Maritime Corp」と、運営する「V.Ships Greece Ltd」の名前が利害関係者として捜査上にあがっている。

 この事故では、ハンティントン・ビーチの沖合約7キロにある、「アンプリファイ・エナジー社」(本社テキサス州)保有のパイプラインが破損し、約25,000ガロンの原油が流出。生態系への被害も心配された。

 

 

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