●吉田栄作さんロサンゼルスへメッセージ●
「2021もアクティブに」
出演作が Netflix 世界配信中、 歌手デビュー30周年ツアーがフィナーレ、 ライヴアルバム、 ニューシングル発売・・・
毎年に夏になると、自身にとって第二のホームタウンであるLAに戻る俳優の吉田栄作さん。そこではサーフィンを楽しんだり、旧知の音楽仲間とのライヴセッション、かけがえのない仲間とともにひとときを過ごす。現在、コロナ禍で、夏恒例のLAステイがここ2年ほどできなくなっているが、変わらず日本でアクティブに活動する近況と、アメリカに住むファンへのメッセージが吉田栄作さんから届いた。
アメリカでお過ごしの皆さん、お元気ですか? 新型コロナウイルス拡大の影響で、僕が毎年恒例にしていたLAでの充電休暇、そしてライヴイベントへの参加ができなくなり、2回目の夏が過ぎようとしています。2019年までは毎年サマータイムにアメリカを訪れ、心の故郷で仲間と再会し、心身を解放させ、次なる仕事に思いを馳せていたルーティーンができなくなってしまったことが、とても残念です。19年10月にミツワマーケットプレイスさんのイベントライヴにToshi Yanagiさんと参加させていただいたり、友人JeremyBuckと恒例のライヴ「Tokyo Sunday」を行ったことを懐かしく感じています。まだ油断はできませんが、来年には終息して、人々の移動が正常化することに期待したいところです。
出演作品『全裸監督2』 (Netflix)が世界配信中!
そんなコロナ禍で、昨年撮影されたNetflixの『全裸監督2』の世界配信が6月24日からスタートしました。僕が演じたのは、大手銀行の副支店長、本田。舞台は1980年代末、バブル経済に乗り好景気極まる東京。そんな時アダルトビデオ会社の社長、村西透に、本田は衛星チャンネルという画期的なビジネスプランを提案し、多額の資金を融資します。まだご覧になっていない方々もいらっしゃると思うので、ここから先は控えますが、実話を元にしたストーリーです。シーズン1が全世界で爆発的な人気を博したこともあり、制作が決定して以来、注目を集めていたシーズン2。新型コロナウイルスの拡大で一度は撮影が止まってしまいましたが、ほぼ全員がスケジュールを調整して、感染対策をしっかりとした状況で撮影は再開。何とか撮り切ることができました。Netflixはアメリカの会社なので、本国ハリウッドの活動が止まってしまっている中で、日本が創り出すエンターテインメント作品に期待が高まっていたことを現場の空気でも感じることができました。『全裸監督2』をぜひご覧ください。
歌手デビュー30周年 コンサートツアーが 2年越しでフィナーレ
歌手活動については、2019年から歌手デビュー30周年の活動をさせていただき、同年6月に記念シングル『Runners High』、そしてデビュー記念日の9月6日にはアルバム『We Only Live Once』をリリースすることができました。前述の2019年秋に行なったLAでの2つのライヴでも、CDを販売させていただきました。本来なら2020年6月に東京、名古屋、大阪でのコンサートツアーで、この活動が終わる予定でしたが、やはり新型コロナのパンデミックにより、ツアーを延期することにしました。このコンサートツアーは、長年僕の音楽を愛し続けてくれたファンの方々との大切な時間だと思っていましたし、「30周年の活動の集大成だ」という強い思いがあったので、どんな逆境があっても決して諦めたくありませんでした。そして2021年6月、こちらも感染対策をしっかりした上での開催だったので、客席を半分にしたり、マスク着用で声援は無しなど、通常開催とはいきませんでしたが、そんな時だからこそスタッフやステージに立つ僕たちとファンの皆さんの思いが通い合う、とても感動的なステージになりました。大阪公演に関しては再延期にもなってしまいましたが、7月31日の大阪バナナホールが結果的にはファイナルになり、2年越しの活動にようやく終止符を打てた時は感無量でした。何より何事もなく終われたことにホッとしました。そんな思いが詰まった6月25日の東京公演の模様を収録したライヴアルバム『EisakuYoshida 30th Anniversary Live』が、8月25日に発売になりました。選曲はセットリストの中から往年の懐かしい曲をラインナップして、デビュー曲『どうにかなるさ〜 Chasing my dream 〜』から当時の発売順に並べています。そして、このアルバム内に付いているQRコードから、東京公演の模様をノーカットでご覧いただける仕組みにもなっていますので、『Eisaku Yoshida 30th Anniversary Live』をぜひ手に取ってみて下さい。
このアルバムの最後にも収録されている僕の新曲『人生はひとつ でも一度じゃない』。これはチューリップの財津和夫さんが、昨年ご自身のために10年ぶりに書き下ろされた新曲でもあります。一時は体調が優れず、引退まで考えられたという財津さんが70代になられ、これが最後の挑戦かもしれないと、完成させた1曲。この曲には今のコロナ禍だからこそ、僕たち一人ひとりが何があっても、前を向いて進み続けることの大切さが、財津さんのメッセージとして込められている様に感じます。『心の旅』をカヴァーさせていただいてから31年が経ちました。先輩の素晴らしい作品を再び、今の僕だからこそできる表現で、カヴァーさせていただいています。こちらも8月25日から配信スタートしています。AppleミュージックやSpotify、Amazonミュージック、レコチョクなどでぜひ聴いてくださいね。
最近、インスタグラムでのライヴをやってみました。短い時間ですが、アーカイブをつければ時差のあるアメリカでも視ることができるので、これからも時々やりたいと思います。その時はまたインスタでお知らせしますね。 さて、今度ロサンゼルスに行けるのは、いつになりますかね…せっかくなら無理をせずに、何も気にせずに楽しめる日々が戻った時に、行きたいと思っています。マスクなどせずに、またみんなで一緒に歌い、乾杯できる日を心から楽しみにしています。それまで皆さん、くれぐれもご自愛くださいね。 また必ずお会いしましょう!
吉田栄作
吉田栄作フェイスブック:吉田栄作
インスタグラム:@eisakuyoshida_official