ジェネヴィーヴ・マリコ・ウィルソン: 動物たちのウェルネスセンター

 

 

ジェネヴィーヴ・マリコ・ウィルソン
Genevieve Mariko Wilson

アクアテクニシャン

オレンジカウンティのアニマルウェルネス・センター・オブOCで、アクアテクニシャンとして活動スタートしたジェネヴィーヴ・マリコ・ウィルソンさん。日本語での対応可能。
ANIMAL WELLNESS CENTER OF OC https://animalwellnessoc.com/

 

アメリカでは、捨てられたり虐待された動物たちを保護するアニマルシェルターが動物たちを新しい飼い主へと繋げたり、全米に犬の健康や自由を考えたドッグランが多数設置されているなど、動物たちが質の高いライフを送るための様々な工夫がされている。  

そんな中で近年新たに注目されているのが動物たちの心と身体、全体の機能のつながりを重視したホリスティックセラピーだ。オレンジ郡に昨年開設されたアニマルウェルネス・センター・オブOCでもホリスティックセラピーを提供。創設者のバーバラさんとローデスさん、同施設で唯一の日本人アクアテクニシャンであるマリコさんに話を聞いた。 「このウェルネスセンターでは、常駐する獣医師とアクアテクニシャンなどのスタッフが力を合わせて、ペット向けの鍼灸治療や水中カイロプラクティック、マッサージ療法、スイミングプールでの水を利用したアクアプラクティックなどのリハビリテーションなど幅広いケアを提供。手術後のリハビリを目的とする犬のほか、病気がもとで体が麻痺したり、脊髄の病気などで苦しむ動物たちが多く通っています。特にスイミングプールの水の中で行うアクアティックセラピーは、リハビリやエクササイズとして成果を上げており、高い評価を得ています。水の中で歩けるウォーキングマシーンといった最新機器も導入するなど設備が充実しているところも当センターの強みです」(バーバラさん・ローデスさん)  

 

同センターで現在、アクアテクニシャン兼ボランティアとして働くマリコさんは、自身の愛犬が病気のため腰部分が麻痺して歩けなくなりリハビリ施設を探したところ、ここにたどり着いた。「私は、アクアで行う治療やリハビリに魅力を感じて、数ヶ月前からこの施設に勤務しています。アクアテクニシャンは、それぞれの症状に合わせて、水の中で動物たちが泳ぐのをサポートするのが主な役割。心臓の弱いわんちゃんの場合は休みながら泳がせたり、腰が悪いのであれば腰に負担をかけないようにするなど、彼らの症状やリハビリ目的をしっかりと把握するために、ドクターや飼い主さんたちとのコミュニケーションが重要です」  

病気や痛み、障害などを抱える動物たちが、穏やかで幸せな「クオリティライフ」を送られることがこのウェルネスセンターのゴール。そのためにサービスや施設をより良いものにし、コミュニティの人々に広めたいというオーナー二人の情熱に強く惹かれたのが、この施設で活動を始めた一番の理由だと話すマリコさん。「殺処分されかけたり、虐待を受けて心と身体にトラブルを抱えるわんちゃんをレスキューする飼い主さんたちも通っています。そんな人々や動物たちを、オーナーたちと一緒になって強く支えていきたいと思っています」。

 

オーナーのBARB WESTさん(写真左)とLOURDES BIANCARDIさん。バーバラさんの愛犬は骨のがんを患い、ローデスさんの愛犬は突発性の病気で失明するなど障害を持ったが、愛犬たちはホリステイックセラピーにより穏やかなライフを送られたという。自身の経験が、このウェルネスセンターを開いたきっかけとなった。

 

 

 

(9/3/2021)

 

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