「人のエネルギーを受け取り、心身ともに治療する」(4/18/2018)

エナジーヒーラー/ カイロプラクター

上木原 千絵|Chie Uekihara

 気功療法、霊気(レイキ)療法とも呼ばれるエナジーヒーリングは、気のバランスを整えて、心と体をより良い方向へ改善していく治療法。治療者が患者に手をかざし、体には直接触れずに気を伝えて、頭痛や肩こり、腰痛として現れた症状や、隠れている症状を治療する。肉体と感情、そして経験によって人は作られているという理念のもと、治療者(ヒーラー)はエネルギー体(エナジーボディー)の中に前世や幼少期に隠れていたネガティブな感情を見つけ、それを開放することで心身ともに直していく。


 サンディエゴ北部でエナジーヒーラーとして活動する上木原千絵さんは、カイロプラクターとしての経験もあり、カイロプラクティックと気功療法を合わせた治療を行っている。


 上木原さんは、高校生の頃から人の身体に関わる仕事をしたいと思っており、英語教師の父の影響もあって海外留学を視野に入れていた。大学時代にはバーバラ・アン・ブレナンの著書『光の手』を読み、エナジーヒーリングに興味を持った。ブレナンはNASAの科学者からヒーラーとなり、人間のオーラやチャクラ(人体の中枢)の働きを科学的に解明した人だった。

 

 そして大学卒業後に渡米した上木原さんは、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校でSports MedicineandInjury Studiesを専攻した。
 「実は卒業後、まだ身体の事を分かっていないという不完全燃焼感と、本当にやりたいことは何だろうという思いがありました」。そんなときトーランスのカイロプラクターと出会い、カイロプラクティックの学校へ。「カイロプラクティックと融合して、気やオーラ、そして今まで学んできた医学も活かせると考えたのです」


 それから結婚してラスベガスに移り、カイロプラクターとして開業。「でも最初は、他のカイロプラクターと違うことをしてもいいものかと、エナジーワークを取り入れることに2、3年葛藤しました」。一年前にサンディエゴに移住し、カイロプラクティック院に勤務後、今は独立してエナジーヒーリングをしている。「サンディエゴ北部のエンシニータスにはヨガの聖地もあり、いいエネルギーが集まっている環境だといえます」


 現在はカイロプラクティックとエナジーヒーリングを融合させた自身のスタイルを確立し、クライアントの要望に応えている上木原さん。「まだサンディエゴでは活動を始めたばかりなので、ワークショップを行い、サンディエゴの人にもっとエナジーワークを広げていきたい。また、気の流れは不思議で怪しいものと思われがちですが、ブレナンをはじめとしてアメリカ各地の大学などで科学的に研究されており、そんな研究文献も紹介したい。そして、日本で活躍しているエナジーヒーラーとも一緒に活動していければいいですね」。

サンディエゴ北部でレイキヒーラー、エナジーワーカー、カイロプラクターとして治療を行う上木原千絵さん。また、エナジーメディスンでは、気の流れを利用し、身体、感情、精神、魂の癒しを促す。
www.energymedicinehc.com  
https://ameblo.jp/cenergy1/

体に手をかざして、エネルギーの流れが滞っているところを見つけると、熱や重み、エネルギー層の薄さを感じるそう。

先日はワークショップを行い、「自分でエネルギーを調整する方法」を紹介した。

 

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