ウエストナイルウイルスでロサンゼルス郡今年初の死者 暖冬で蚊が増加、夜明けや夕暮れ時は特に注意を(8/21)

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【ロサンゼルス20日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は20日、サンファナンドバレー在住の住民がウエストナイルウイルスによる合併症で死亡したことを確認した。2026年に入って初めて、この蚊が媒介する病気による死亡例となった。

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 公衆衛生当局によると、この住民は同ウイルスに起因する神経系の疾患で入院していたという。

 同局によると、ウエストナイルウイルスはロサンゼルス郡に自生しており、この地域で最も一般的な蚊媒介性疾患。今年に入ってからこれまでに15例の症例が確認されており、ウエストナイルウイルスに感染した人の数(その半数がサンファナンドバレー在住)が、この時期の過去5年間の平均を上回っていると述べた。

 観測史上最も暖かい冬を経験した結果、ロサンゼルス郡におけるウエストナイルウイルスの増殖、ひいては検出が今年は例年より約2カ月早く始まり、郡全域で広範囲にわたり活動が見られるようになった。蚊の防除担当部署によると、予想以上に多くの蚊の集団や死んだ鳥から、ウエストナイルウイルスが検出されたという。

 郡当局は、蚊の発生数は抑制されているものの、ウイルスの検出は依然として頻繁に確認されているため、屋外で過ごす際は、特にウェストナイルウイルスを媒介する蚊が最も活発になる夜明けや夕暮れ時には、防虫剤などを使用するよう住民に強く呼びかけた。

 ロサンゼルス郡公衆衛生局は、DEET、ピカリジン、IR3535、2-ウンデカノン、レモンユーカリ油を含む虫除け剤の使用を住民に強く推奨している。これらの製品は効果が最も長く持続し、最も効果的であるのが理由。また、屋外に出る際は長袖の服と長ズボンを着用するよう勧めている。

 さらに、蚊の侵入を防ぐために窓やドアの網戸がしっかりと密着していることを確認し、家の周りの溜まった水を片付けるよう住民に推奨している。

 ウエストナイルウイルス感染症は、感染した蚊に刺されることで発症する。このウイルスは数種類の鳥類の体内に生息しており、蚊が感染した鳥を吸血することで地域内に広がる。

 公衆衛生当局によると、50歳以上の人や健康上の問題を抱える住民は、髄膜炎、脳炎、四肢の麻痺などの重篤な疾患を発症するリスクが高い。この病気に対する特効薬はなく、感染を防ぐワクチンもない。

 ウエストナイルウイルスに感染した人のほとんどは症状を示さないが、約20%は発熱を伴い、頭痛、全身の痛み、関節痛、嘔吐、下痢、発疹などの症状が現れる。

 公衆衛生当局によると、感染から約3~14日後に、約150人に1人の割合で、高熱、首のこわばり、筋力低下、場合によっては発疹などの重篤な症状が現れるという。当局は、こうした症状がある人は直ちに医師に連絡するよう呼びかけた。

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