【ロサンゼルス30日】2026年FIFAワールドカップの開催地として注目されるアメリカ各都市のスタジアムの中で、ロサンゼルスの会場がある調査で“最もファン体験が悪いスタジアム”に選ばれ、話題となっている。
このランキングはチケット販売関連サイト「SeatPick」によるもので、全米11の開催スタジアムを対象に、観戦体験を総合的に評価したもの。
ロサンゼルスのスタジアム(SoFi Stadium)は総合スコア5.82/10で最下位となった。評価を下げた要因としては、飲食費の高さ(ビール約14ドル、水約7ドル)、ホテル代の高さ(平均約383ドル/泊)、蚊のリスクの高さ(全会場中最高評価)、そして試合当日の総合コストの大きさなどが挙げられている。
つまりスタジアム自体の設備というよりも、観戦にかかる「総合的な負担の大きさ」が評価を押し下げた形だ。
今回の調査は単なる施設評価ではなく、観戦体験全体を重視している点が特徴で、ホテル価格、治安、気温、飲食価格、蚊などの環境リスクといった実用的な要素がスコアに反映されている。
一方で他都市では、比較的コストが抑えられ、気候面でも安定した会場が上位に入った。1位はマサチューセッツ州のGillette Stadium、2位はカンザスシティのArrowhead Stadium、3位はアトランタのMercedes-Benz Stadiumとなっている。
今回の結果は、ロサンゼルスが世界的な大都市でありながら、「人気都市=快適な観戦環境」とは限らないことを示している。特にワールドカップのような大規模イベントでは、スタジアムそのものだけでなく、宿泊費や交通、気候、周辺環境といった要素が体験全体を大きく左右する。
ロサンゼルスの会場は最新鋭の巨大スタジアムでありながら、コストや環境要因によって“ワースト評価”という意外な結果となった。ワールドカップ観戦は試合そのものだけでなく、都市全体での体験であることを改めて浮き彫りにしたランキングとなっている。
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