Vol.13 「東京マリファナマーチ」とは? 潜入取材リポート(後編)(5/23/2019)

 

Vol.13 「東京マリファナマーチ」とは?
潜入取材リポート(後編)

5月4日(みどりの日)に東京の青山公園南地区から渋谷にかけて、「東京マリファナマーチ」が開催され、約100人の方々が参加されました!

実際に参加した、このコラムのアドバイザーBlue Dreamzさんが2週にわたりレポートします!

 


【Blue Dreamzさんリポート】

 

みなさん、マリファナマーチと聞いて何を思い浮かべますか?
ヒッピーたちがハイになりたいためだけに大麻を解禁しろと叫んでいるイメージ?
それ以上の大きなものが背景にあるのをどれだけの日本人が知っているでしょうか?
 

様々な人の様々な想いが詰まったマリファナマーチは、私が想像していたよりも感慨深く、大麻規制は誰のためにあるものなんだろうと考えさせられました。

 


■ロサンゼルスを経って、いよいよ東京青山に着きました。

 

ツイッターで事前に実行委員会の方と連絡を取ってはいたものの少し緊張気味の私でしたが、周りの方が声をかけて歓迎して下さいました。

マーチの参加者は、男性・女性限らず、20代から50代が多くみられました。中にはお子様連れの家族、高校生、日本在住の若い外国人の参加もみられました。

参加者数名とお話しましたが、皆さんとても和やかでリラックスすることができました。

レゲエアーティストRankin Taxiさんが所有する巨大なブルーのスピーカーを積んだトラックを先頭に、軽快な音楽を流しながら警察官の交通整備のもと表参道を行進。

Rankinさんが終始参加者に「笑顔を絶やさないように!元気に笑顔で!」と伝えていたのがかなり印象的でした。

 

皆さんそれぞれの思いをもってプラカードを掲げていましたが、自作のプラカードを持つ人がいたり、私たちは『ガン治療に大麻を!』『大麻で救える命がある!』『大麻を必要としている人に自由と人権を!』などと書かれた大きな旗を手に通行人や行き交う車に手を振りました。

 

また、先頭のトラックではRankin Taxiさんや参加者が、通行人にマリファナマーチの概要や大麻は命をも救える植物であるということを通行人に訴えました。

 

青山を抜け渋谷に入ると通行人の人数もかなり増え、通行人のリアクションが目に見えて違いました。

ゴールデンウィーク真っ只中で渋谷付近は若者や外国人の姿も多く、通りすがりにハイタッチをして応援してくれる方もいるなどノリもよかったです。

 

沿道からの声援はとても嬉しかったですが、お子さんの目を遮ったり手を振っているのをやめさせる親御さんも見かけました。

これが日本の現実。だから立ち上がって声をあげていくことが大事なんだと再確認できました。

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sodan@la-network.com

■アドバイザー
Blue Dreamz
茨城県出身、2010年にファッションバイヤーになるのを夢見て、1年間の語学留学でロサンゼルスに渡米。その後メルローズ沿いの洋服屋に販売員/マネージャーとして勤務、独自のセンスを生かし、自身のセレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中でカリフォルニアの医療用大麻というものを知り、日本との大麻に対する価値観の違いに衝撃を受け、自らリサーチを始める。
「日本人にとって大麻はドラッグのイメージがあります。小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国の事情をお届けし、少しでも偏見がなくなればと思います」

インスタグラム @bluedreamz

 

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