Vol.12「東京マリファナマーチ」とは? 潜入取材リポート(前編)(5/16/2019)

 

Vol.12 「東京マリファナマーチ」とは?
潜入取材リポート(前編)

5月4日(みどりの日)に東京の青山公園南地区から渋谷にかけて、「東京マリファナマーチ」が開催されました!

実際に参加した、このコラムのアドバイザーBlue Dreamzさんが2週にわたりレポートします!

 

 

東京では2001年にスタート!
 

マリファナマーチとは、1998年より毎年5月に世界各都市で行われる「大麻自由化(合法化・非犯罪化)」のアピールを行う世界同時イベントであり、今年の参加都市は日本を含め17都市以上。
 

今年マリファナマーチが開催された都市、国は、デンマーク、アルジェンティーナ、ブラジル、インドネシア、スペイン、イタリア、コロンビア、南アフリカ、イギリス、ロシア、メキシコ、チェコ共和国、ガーナ、ニューヨーク、テキサス、オレゴン、日本。

東京は2001年より参加し、今年で19回目の開催になります。

 

参加者は、医師からラスタファリアンのミュージシャン、ビーガンカフェのオーナー、高校生、子ども連れの家族まで、大麻が必要な人の手に渡るのを切に願う様々な方々がいらっしゃいました。

 

日本では大麻の事実に反する誤解や偏見がもとで、不必要な逮捕や取り締まりが行われており、その刑罰は所持で5~7年と、罪と罰のバランスが取れていない重罰を科しています。

それにより若者の前途や一般社会人の生活が奪われ、病人は苦痛を強いられ、利用を求める人の自由が奪われています。

 

マリファナマーチは、大麻に関する正しい情報を多くの人に認識してもらうため、あるいはタブーとされる大麻について議論できる場を設けるため、以下のスローガンのもとに行われます。

 

【マリファナマーチの世界共通スローガン 】

 

「医薬品として認めよ!」(Release The Medicine)
「大麻で逮捕するな!」 (Stop All Cannabis Arrests)
「病人を救え!」 (Heal The sick)
「真実を語れ!」 (Stop The Lies)
「自由を奪うな!」 (End The Prison State)

 

このスローガンを掲げながら、超ビッグレゲエアーティストのRankin Taxiさんを筆頭に、青山から渋谷ハチ公前までズンズンと音楽をかけながら行進をしていきました。

 

中には自ら作ったビラを配る人(かなりいいアイデアだと思いました)、開催団体の一部の人は行進をしながらゴミ拾いをし、9袋にもなる路上のゴミを拾いながら行進していました。

 

大麻がタブーとされている日本で、この状況を変えようと声を上げる人々に出会い、お話をさせて頂いて、単純にグッとくるものがありました。パワーを頂きました。


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sodan@la-network.com

■アドバイザー
Blue Dreamz
茨城県出身、2010年にファッションバイヤーになるのを夢見て、1年間の語学留学でロサンゼルスに渡米。その後メルローズ沿いの洋服屋に販売員/マネージャーとして勤務、独自のセンスを生かし、自身のセレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中でカリフォルニアの医療用大麻というものを知り、日本との大麻に対する価値観の違いに衝撃を受け、自らリサーチを始める。
「日本人にとって大麻はドラッグのイメージがあります。小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国の事情をお届けし、少しでも偏見がなくなればと思います」

インスタグラム @bluedreamz

 

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