5月4日(みどりの日)に東京の青山公園南地区から渋谷にかけて、「東京マリファナマーチ」が開催されました!
実際に参加した、このコラムのアドバイザーBlue Dreamzさんが2週にわたりレポートします!
東京では2001年にスタート!
マリファナマーチとは、1998年より毎年5月に世界各都市で行われる「大麻自由化(合法化・非犯罪化)」のアピールを行う世界同時イベントであり、今年の参加都市は日本を含め17都市以上。
今年マリファナマーチが開催された都市、国は、デンマーク、アルジェンティーナ、ブラジル、インドネシア、スペイン、イタリア、コロンビア、南アフリカ、イギリス、ロシア、メキシコ、チェコ共和国、ガーナ、ニューヨーク、テキサス、オレゴン、日本。
東京は2001年より参加し、今年で19回目の開催になります。
参加者は、医師からラスタファリアンのミュージシャン、ビーガンカフェのオーナー、高校生、子ども連れの家族まで、大麻が必要な人の手に渡るのを切に願う様々な方々がいらっしゃいました。
日本では大麻の事実に反する誤解や偏見がもとで、不必要な逮捕や取り締まりが行われており、その刑罰は所持で5~7年と、罪と罰のバランスが取れていない重罰を科しています。
それにより若者の前途や一般社会人の生活が奪われ、病人は苦痛を強いられ、利用を求める人の自由が奪われています。
マリファナマーチは、大麻に関する正しい情報を多くの人に認識してもらうため、あるいはタブーとされる大麻について議論できる場を設けるため、以下のスローガンのもとに行われます。
【マリファナマーチの世界共通スローガン 】
「医薬品として認めよ!」(Release The Medicine)
「大麻で逮捕するな!」 (Stop All Cannabis Arrests)
「病人を救え!」 (Heal The sick)
「真実を語れ!」 (Stop The Lies)
「自由を奪うな!」 (End The Prison State)
このスローガンを掲げながら、超ビッグレゲエアーティストのRankin Taxiさんを筆頭に、青山から渋谷ハチ公前までズンズンと音楽をかけながら行進をしていきました。
中には自ら作ったビラを配る人(かなりいいアイデアだと思いました)、開催団体の一部の人は行進をしながらゴミ拾いをし、9袋にもなる路上のゴミを拾いながら行進していました。
大麻がタブーとされている日本で、この状況を変えようと声を上げる人々に出会い、お話をさせて頂いて、単純にグッとくるものがありました。パワーを頂きました。