サンペドロの凶悪ギャングに捜査令状、13人を逮捕 FBIとLA市警、HSIが長年捜査(10/8)

【ロサンゼルス7日】ロサンゼルス港湾地区で7日朝、FBIとロサンゼルス市警察が捜査令状を執行し、同港周辺地域におけるさまざまな犯罪や暴力行為に長年関与していた凶悪なギャンググループ「ランチョ・サンペドロ」のメンバー13人が、連邦および州レベルの罪状で逮捕された。

 FBIは、今回の逮捕はロサンゼルス市警および米国国土安全保障省捜査局(HSI)が関与した長年にわたる捜査の結果だと説明。「ランチョ・サンペドロ」とそのメキシコ・マフィアの支配者たちに重大な打撃を与え、サンペドロの住民が安全に暮らせる街づくりにつながると述べた。

 逮捕者のうち 8 人は、RICO 法(Racketeer Influenced and Corrupt Organizations Conspiracy、暴力団影響力および腐敗組織陰謀法)違反、および規制薬物の流通を目的とした所持の共謀の容疑で、連邦刑事告発されている。また、この告発では、別の一人が銃器および弾薬を所持した重罪犯であるとも告発されている。

 訴状によると、一部の逮捕者は「税金の徴収、規制薬物の流通、銃器の譲渡、路上での権力争いに関する規則や命令を発した」と非難されている。他の逮捕者は、強盗や麻薬取引を含む暴力行為の実行または共謀を非難されている

 刑事告訴状に記載された罪状で有罪判決を受けた場合、連邦政府側の被告人の大半は、法定最高刑である終身刑に直面する可能性がある。

 

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