【ロサンゼルス28日】重篤な疾患を抱え、合法的に2年間アメリカに滞在している4歳の女の子の家族は、メキシコへの自主送還を命じられて以来、娘の命を救うために苦闘している。
4歳の女の子は、一見すると健康な少女のように見えるが、この女の子は未熟児で生まれ、短腸症候群を患っている。短腸症候群とは、体が栄養を自力で吸収できない病気である。
家族は、女の子が命をつなぐ治療を受けられるよう、一時的な人道的許可手続きを通じてアメリカへの入国を許可された。
「娘は、その年齢の女の子としては可能な限り普通の生活を送っています」と、母親のデイシ・バルガスさんは言い、それはすべて、アメリカで受けている医療のおかげだと感謝の気持ち語った。
女の子は1日14時間、点滴栄養を必要としており、一家は両親が現在暮らし、働いているベーカーズフィールドから、6週間ごとにロサンゼルス小児病院に通って治療を受けている。
「このような治療法はメキシコには存在しません」と母親は説明している。
トランプ政権が移民を厳しく取り締まる中、女の子の医療保護は取り消され、一家は自主的に米国を出国するよう命じられた。
パブリック・カウンセル移民権利プロジェクトの主任弁護士によると、連邦政府は今年4月に一家に通知を送り、7月まで有効だった人道的仮釈放を取り消し、さらに女の子の両親の就労許可も取り消した。
ロサンゼルス小児病院の医師は、治療が中断されれば、女の子は数日以内に死亡するだろうと懸念すsる。
家族は、裁判所が介入し、4歳の娘と両親の滞在を認め、娘が生き延びるチャンスを与えてくれることを切に願っている。
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