車内放置の6歳息子が熱中症で死亡 パソ・ロブレスで父親を逮捕(5/14)

【パソ・ロブレス13日】パソ・ロブレスで先の週末に、記録的な気温の中、車内に置き去りにされた6歳の男児が熱中症で死亡したことが警察当局により確認され、父親が逮捕された。

 警察の発表によると、父親のブライアン・レエスエストラダ容疑者(27)が10日、男児をテンプルトンの病院に連れて行く前に、パソロブレスのホテルの駐車場に男児を乗せたまま車を数時間駐車し、同日午後6時頃に男児の死亡が確認された。

 この日のパソ・ロブレスの最高気温は華氏99度に達する猛暑日だった。

 レエスエストラダ容疑者は第一級殺人および故意に児童に危害を加え、重傷を負わせた容疑で逮捕された。ホテルの従業員によると、同容疑者はその日このホテルで働いていたという。

 「キッズ・アンド・カー・セーフティ」によれば、米国で今年に入ってから少なくとも3人の子どもが暑い車内に放置されて死亡している。外の気温が60度しかない時にでも車内で子供が熱中症になり死亡した例があり、子どもの体は大人の3~5倍の速さで過熱するため短時間でも車内に残さないよう警告している。

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