火災の強制避難区域に夜間の外出禁止令 強盗被害防止、8日夜には20人逮捕 (1/10)

【ロサンゼルス10日】大規模火災「パリセーズ・ファイヤー」と「イートン・ファイヤー」の強制避難区域で、10日夜まで夜間の外出禁止令が発令された。適用時間は午後6時から午前6時。被災地で空き家などを狙った強盗被害が相次ぎ報告されているためで、外出禁止令により公共の安全を強化し、財産を保護し、強制避難区域での強盗や略奪を防ぐ。

 これらの被災地では9日夜も、午後6時から翌日午前6時までの外出禁止令が出され、警察官によるパトロールと警備が強化された。

 9日の発表では、8日夜の一晩で20人が、火災被災地での窃盗や略奪に関連して逮捕された。

 被災地では、州兵の援護を得て400人が、道路閉鎖と避難地域の「重要インフラ保護」を支援した。 ロサンゼルス郡シェリフ局のルナ局長によれば、さらに多くの州兵が10日夜か11日に到着する予定で、戦略的に配置される。

 ルナ局長は、強制避難区域に入れるのは災害作業員だけだと強調。違反者は、ロサンゼルス郡条例第2.68320条に基づき軽犯罪で逮捕され、最高1000ドルの罰金、または懲役刑が科される可能性がある。 

 

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