USCの学生が運営する112年の歴史を持つ新聞「デイリー・トロイアン」 スタッフは無給、部数も削減に(12/18)

【ロサンゼルス18日】南カリフォルニア大学の学生が運営する新聞「デイリー・トロイアン」のスタッフは、来年は給与が支払われなくなり、印刷部数も削減される予定だと、同紙の編集者からの手紙で伝えられた。

同紙の2025年春季管理チームがソーシャルメディアに投稿した手紙の中で、編集者は先週、南カリフォルニア大学の学生生活部の代表者と会い、学生出版物の大幅な予算赤字と大学全体のその他の削減により、学生生活課は、2025年春学期中はスタッフの誰に対しても給与を支払うことができないことを明らかにしたといい、さらに、2025年春学期の印刷スケジュールは週5日から週3日に削減されたという。

南カリフォルニア大学の学生生活部は、デイリー・トロイアンが属する学生出版物を監督する部門である。

同紙は、南カリフォルニア大学の管理者、教授、他の大学新聞社のリーダーらと協力して資金調達案を策定中だと述べ、読者の支援と継続的な信頼に感謝の意を表した。

「私たちは、財務機関に毎日の印刷スケジュールを維持するだけでなく、USCコミュニティにとって独自の貴重な声であり続けることができるようにする必要があります」と書簡は述べている。「学生生活課には、学生ジャーナリズム、学生、そしてデイリー・トロイアンの112年の伝統を継続できるよう、求めまていく」と新聞継続の意思を語っている。

デイリー・トロイアンへの寄付のリンクは、こちら

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