【ロサンゼルス8日】米調査機関のワールド・ブランド・ラボがこのほど発表した2024年の「アジアブランドトップ500」において、中国送電大手の国家電網と、国有商業銀行大手の中国工商銀行がトップ3に名を連ねたことがわかった。
首位はトヨタ自動車だった。
4位以下は、中国家電大手の海爾集団(ハイアール)、ホンダ技研工業、韓国サムスン電子、ソニーグループ、中国保険大手の中国人寿保険、三菱UFJフィナンシャルグループ、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が続いた。
トップ500は、市場シェア、ブランドロイヤリティー(ひとびとがブランドに抱く愛着の度合い)、アジアでのリーダーシップなどの項目について、ブランドの影響力を評価した。
ランクインしたブランド数を国別に見ると、中国(マカオ・台湾を含む)は最多の219ブランドがランクインし、全体の43.8パーセントを占めた。2位は日本の128ブランド、3位は韓国の46ブランドだった。