人身売買のグラウンド・ゼロ「フィゲロア・コリドー」の取締を強化 FBIと市警が共同で(9/5)

【ロサンゼルス4日】サウスLAのフィゲロア・ストリート沿い、ゲイジ・アベニューとインペリアル・ハイウェイの間の3.5マイルの「フィゲロア・コリドー」を対象に4日、ロサンゼルス市警とFBI、そして国土安全保障省が共同で人身売買業者の取り締まりに着手した。

 捜査当局は、特にサウスLAで未成年者をターゲットにした性犯罪の取り締まりに重点を置く予定。

 4日の記者会見で連邦検事は、コリドー沿いで摘発された未成年者の性売買に関わる3件の事件について発表。その一つは、アナハイムの容疑者2人、ナンシー・ジャスミン・カスティーヨ(31)とジョナサン・ゴンザレス=レイエス(38)による事件で、2人は13歳の少女と親しくなった後、児童ポルノを作成し、少女への性的暴行や人身売買を強制した。検事は、「フィゲロア・コリドー一帯が人身売買のグラウンド・ゼロになっている」と毎日のように繰り返されている性犯罪の深刻性を語った。

 捜査当局は、児童性犯罪事件に関する一般からの情報提供を求めている。FBIのLA支局に電話(310-477-6565)またはホームページ(https://tips.fbi.gov)にてアクセスできる。 

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