【ロサンゼルス28日】ベニスビーチのボードウォークで撮られた、全裸の女性が喧嘩をしている動画がソーシャルメディアで拡散しており、ベニスビーチのコミュニティーの安全性を懸念する声が改めて上がっている。
動画には、トゲのついたバットのようなもので武装した全裸の女性と服を着た女性がベニスボードウォークで乱闘する瞬間が撮られている。
この事件によるけが人は出ていないもよう。
この動画はショッキングな内容だが、この地域に住む人々は、このようなことは日常茶飯事だと言う。
「裸の人たちがいつも走り回っている」と話すのは近所に住むケイティ・ボナリゴさん。この女性らによる乱闘の数時間前にも、ダッドリー・マーケットに押し入った容疑者を近所に住む男性がタックルし、警察が到着するまでその男を拘束したと話した。
ベニス管轄のトレイシー・パーク市議は、「全裸の女性らの乱闘では誰も警察に通報しなかった。この場面を撮影している人がいるにも関わらず」と言及。ロサンゼルス郡全体におけるメンタルヘルスをめぐる問題の改善が必要と述べた。カレン・バス市長の「インサイド・セーフ・プログラム」は、何千人ものホームレスをロサンゼルスの路上から救済することを目的としており、これまでのところ進展が見られるものの、まだまだ道のりは遠いとパーク市議は話した。