【ロサンゼルス30日】交通渋滞を緩和し、ロサンゼルス国際空港への公共交通機関の利用を容易にする自動運転車両が、またもや遅延に向かうようだ。
米国3大債券格付け会社の1つであるフィッチ・レーティング・サービスのレポートによると、ロサンゼルス国際空港自動人力移動機の完成は2025年4月以降になる見込みだ。
この2.25マイルのシステムは、乗客の利便性を向上させ、交通渋滞を緩和し、世界で最も混雑する空港のひとつをより良い公共交通機関で結ぶことを目的としており、ルート上に6つの新しい駅が設置され、駐車場、レンタカー施設、エル・セグンドにあるLAメトロの新しい交通施設に接続する。
カリフォルニア公益事業委員会が2023年12月に発表した最新情報によると、プロジェクトの大部分はすでに終了しており、駅工事の93%、ガイドウェイの94%が完了している。
しかし、債券格付け会社が発表した報告書では、ロサンゼルス・ワールド・エアポーツとシステムの運営に選ばれた企業との間で数ヶ月にわたる意見の相違があり、その結果、遅延と2つのパートナー間の緊張関係が生じていると警告している。