【ロサンゼルス14日】木曜日の午後、ドジャー・スタジアムで大谷翔平選手の入団会見が行われた。会見場所は、スタジアム内のセンターフィールドプラザ。メディア関係者用に約400席が用意され、アメリカや日本などから大勢の報道陣が詰めかけた。
会見では、はじめにアンドリュー・フリードマン編成本部長が挨拶、「野茂英雄、黒田博樹、前田健太など数え切れないほどの日本人の偉大なメジャーリーガーを輩出したこのドジャースで、最も重要な形でこの発表が行われているのです」と日本人選手の功績を振り返った。
以下は大谷選手のスピーチ:
『皆さん本日はお集まりいただき、ありがとうございます。まず最初に、このような機会をいただき、今回選手としての自分を信じてくださったロサンゼルス・ドジャースのチームの皆さん、特にマーク・ウォルター、アンドリュー・フリードマン、スタン・カステン、デイブ・
ロバーツこの5人には本当に感謝しています。そして私にメジャーリーガーとしての最初のチャンスを与えてくださったエンゼルスの皆さん
、本当に今振り返っても素晴らしく大切で忘れられない、そんな6年間の思い出をありがとうございました。また今回の入団に対しまして、本当に多くの方とお話をさせていただきました。球団関係者の全ての皆さんに心より感謝申し上げます。明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つこのロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを今、心より嬉しく思うと同時にすごく興奮しています。最後に、日々お世話になっているエージェント、そして、いつも遠く日本から温かい声援を送ってくださるファンの皆さん、本当にありがとうございます。今日は質疑応答を交えながら、そうした方々に少しでも日々の感謝の気持ちを伝えられたらなと思っています。よろしくお願いします』