映画『ファインディング・ニモ』にも登場の珍しい深海魚がオレンジ郡のビーチで発見(10/23)

【サンディエゴ23日】見た目も印象的な珍しい深海魚がオレンジ郡のビーチで発見された。発見されたのは、この2年間で2度となる。

13日の金曜日に、クリスタル・コーブ州立公園のライフガード、シエラ・フォックラーが、ライフガード本部近くのモロ・ビーチの海岸に深海魚のアンコウが横たわっているのを発見した。その後、同公園はこの驚くべき発見の写真をソーシャルメディアで公開した。

ライフガードたちは、傷などはないが死亡した標本が午前9時ごろの満潮とともに流れ着いたと推定している。

ぽっかりと開いた口と棘のあるヒレを持つこの標本は、「パシフィック・フットボールフィッシュ」と同定され、2021年5月にモロ・ビーチを訪れた人が発見したアンコウと同種であった。年前に発見された標本は、現在ロサンゼルス自然史博物館に展示されている。

州立公園の職員によると、世界には200種以上のアンコウがいるという。映画『ファインディング・ニモ』に登場するパシフィック・フットボールフィッシュは、アンコウのなかでも最大の種類で、水深2,000フィートから3,000フィート付近に生息している。

メスのフットボールフィッシュの頭頂部には、真っ暗な水中で獲物をおびき寄せるための生物発光する長い茎がある。専門家によれば、彼らの口には尖ったガラスのような歯がたくさんあり、体長24インチにもなる彼らの体と同じ大きさの獲物を吸い上げて飲み込むことができるという。

 

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