「ディズニーランドの警備犬に襲われた」 81歳男性が賠償求め訴訟起こす(8/9)

【オレンジ郡8日】「Walt Disney Parks and Resorts」に対し、81歳の男性が警備犬に襲われたとして、オレンジ郡上級裁に民事訴訟を起こした。

 オレンジ・カウンティ・レジスター紙によると、この訴訟は8月1日に起こされたもので、訴えを起こしたラスベガス在住の男性、ポール・ペレス氏はこの攻撃について過失を主張している。ペレス氏が求めているのは、犬に腹部を噛まれて負った傷と、それに続く痛み、苦しみ、精神的苦痛、そして過去および将来必要となる治療費に対する賠償。

 訴状によると、ペレス氏が犬に噛まれたのは2022年5月。ペレス氏は、メインゲートにいたディズニーランドの警備員の一人が、犬を「突然、真正面から非常に近くまで踏み込ませた」ため、犬とぶつかってしまったと主張している。

 ペレス氏の弁護士イアン・プランサー氏はオレンジ・カウンティ・レジスター紙に、ペレス氏が犬に襲われたとき、彼は妻、娘、孫と一緒にそこにいたと語った。ペレス氏は娘によって病院に運ばれ、妻と孫はそのまま公園に入った。ペレス氏は投薬された後に退院した。

 プランサー氏は、ペレス氏がその後も「外に出て犬を見るたびにストレスを感じている」と説明。特に楽しいはずのディズニーランドで起きた惨事で辛かったといい、犬を飼っている孫の家に遊びに行くのも困難な状態だと訴えた。

 訴訟文書によれば、ペレス氏は陪審裁判による損害賠償の決定を求めている。

 ディズニーランドのK-9セキュリティーチームは、入園時にどのゲートでもパトロールを行い、入園者を検査している。この件に関して、ディズニーランドからのコメントはまだない。

 

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